映画『ハピネス』最新情報

2024.05.16
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窪塚愛流さん、蒔田彩珠さん、橋本愛さんが女子高校生へエールを送る!女子高校生試写会レポート

5月15日(水)に映画『ハピネス』の公開直前を記念して、女子高校生試写会を開催しました。イベントには窪塚愛流さん(国木田雪夫役)、蒔田彩珠さん(山岸由茉役)、橋本愛さん(国木田月子役)が登壇し、劇中の主人公・雪夫と由茉と同じ年頃の現役女子高校生と交流しました。

イベントでは高校時代に出会って運命が変わっていく雪夫と由茉の物語にちなんで、高校生時代のエピソードを披露。高校時代に出会って運命が変わったエピソードについて窪塚さんは「校長先生から、(窪塚は)良くも悪くも目立つから、身だしなみだけは気をつけたほうが良いと言われて、それから靴下の色まで気をつかえるようになりました(笑)。今ではとても感謝しています」と当時の校長先生に感謝を述べました。

続いて、劇中で由茉と月子がこよなく愛するロリータファッションの存在について、蒔田さんは「最後の1週間を彩ってくれる大切なファッション」と答え、ロリータファッションに挑戦してみて「由茉が勇気をもらったように私も衣装に力を借りました。」と語りました。橋本さんは「月子にとって自分が生まれた意味や生きる理由、そのくらい大事なファッションだったと思います。雪夫と由茉ちゃんの尊い関係性にも似ていて、お互いの存在が人生にとってのハピネスだったように、月子の人生にとってのハピネスは間違いなくロリータファッションだったと演じながら思いました。」と明かし、「高校生くらいのときにロリータファッションにハマっていた時期があって。でも劇中の迫力のあるロリータさんの衣装は着たことがなかったので夢が叶ったようで嬉しかったです。」と喜びを語りました。その二人の姿を近くで見ていた窪塚さんは「おとぎ話の世界にいる感覚でした。優雅な気持ちになって紅茶を飲みたくなりました(笑)」と二人の劇中の姿を絶賛しました。

 

 

イベント中盤、集まった女子高校生から寄せられた質問コーナーへ。「予告編に『世界で一番輝いていた』という言葉がありますが、お互いをみて輝いていたシーンは?」と聞かれると、窪塚さんは「旅行に行くシーンで、蒔田さんの笑顔がとっても可愛くて輝いていました。」と答え、蒔田さんは照れながら「窪塚さんは自分の役に真っ直ぐで役者さんとしてすごく輝いていました。」と窪塚さんをベタ褒め。橋本さんは「窪塚さんを最初に見た時、天使がいる!と思った(笑)。こんなに美しい弟を持って姉としては誇りしかないと思わせてくれました。」と窪塚さんとの共演を振り返りました。

最後に橋本さんから「死ぬことは誰でも平等に訪れることだし、誰かと一生会えなくなることは死と一緒だと思う。皆さんの中にもそういった経験がある人もいるかもしれないけど、失ったものもあれば得たものもある。幸せって何なんだろうって見つめ直す、考えてもらえるような作品になってくれれば嬉しいです。」と語りかけ、蒔田さんは「10代のうちにこの作品を観られてよかったな、と思える作品になっています。」と10代のうちに観るべき作品だと明かした。窪塚さんは「自分にとって、人生にとってもかけがえのないことを教えてくれた作品です。雪夫と由茉と同い年のみなさんは、考え方も豊かでいろんな考えを持っていると思います。思ったことを持ち帰って、それぞれの時間を幸せに生きてほしいです。」と締めくくり、大きな拍手の中、舞台挨拶は終了しました。

©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会