映画『ハピネス』最新情報

2024.05.13
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窪塚愛流さん 蒔田彩珠さん 橋本愛さん 山崎まさよしさん 篠原哲雄監督 登壇!完成披露試写会 舞台挨拶レポート

4月30日(火)に映画『ハピネス』完成披露試写会を実施しました。舞台挨拶にはダブル主演を務める窪塚愛流さん、蒔田彩珠さんに加え、橋本愛さん、山崎まさよしさん、篠原哲夫監督が登壇しました。満席の観客の歓声を前に窪塚さんは「撮影時19歳の僕が、全てを注ぎ込んだ作品です。ようやく皆さまに届けられて嬉しいです。」と感慨深い表情を見せ、蒔田さんも「『ハピネス』を皆さまにやっと観て頂けると思うととても嬉しいです。」と観客席を見渡しました。父親役の山崎さんは「娘がいるので感情移入がすごかったし、撮影の時に涙が止まりませんでした。」と作品の魅力を語りました。

本作の見どころを聞かれた蒔田さんは「ストーリーはもちろんですが、劇中のロリータファッションや食べ物など、そういった設定も楽しんでほしいです。」とおすすめし、橋本さんは「由茉ちゃんが、これまで勇気がでなくて挑戦できなかったロリータファッションに挑戦する心の強さが美しいなと思いました。彼女と一緒に雪夫くんも同じテイストのファッションを着るのですが、その2人の姿がかわいくて眼福でした。」と笑顔で語りました。

続いて、雪夫と由茉のように、自分の人生を変えるような、奇跡の出会いの経験はありますか?と聞かれ篠原監督は「出会う人によって運命や何かが開けることがあると思っています。僕の長編デビュー作の主役が山崎まさよしさん。山ちゃんと出会えたことが奇跡だし、この映画も奇跡だと思います。」と山崎さんとの奇跡の出会いを懐かしみ、窪塚さんは「14歳の時に妹が生まれたんです。妹からの手紙を財布に入れていつも元気をもらっています。『ハピネス』を見て蒔田さんに嫉妬したようです。」と明かし、妹からもらった手紙には、「“アル(愛流)にふさわしいのは私”って書かれていました。」とエピソードを披露し、会場を沸かせていました。

最後に、蒔田さんは「音楽やファッションだったり、素敵なことがいっぱい詰まっていて、死に向き合うよりは、生きることと向き合える映画だと思います。この作品を観て、生きることと向き合ってほしいです。」と作品のメッセージを語り、窪塚さんは「タイトルと内容に矛盾があるなと最初は思っていたけれど、演じていく中で、そうではないことに気付けた作品です。いろんな人に観てもらい、それぞれのハピネスをみつけてもらいたいです。」と締めくくり、大きな拍手の中、舞台挨拶は終了しました。

 

 

©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会